白子小のシンボルツリーとして長らく、地域、卒業生、学校関係者に親しまれてきた桜「陸鷲」。
昨年度、ふるさと納税学校応援制度を利用して寄付金を募り、陸鷲の樹勢診断を行いました。

その結果は「B3 不健全に近い」というものでした。倒木の危険性は少ないものの、こののままだといずれ近いうちに枯れてしまう可能性があることが判明しました。

【診断結果(一部抜粋)】陸鷲樹勢診断結果報告(一部抜粋).pdf [ 2393 KB pdfファイル]

陸鷲を保全するための対策としては
  (1)枯枝の剪定
  (2)がんしゅ病羅病枝の切除
  (3)樹体保護のための支柱の設置
  (4)ウレタン治療痕の補修
  (5)土壌改良 + 根域内の踏圧防止
が考えられます。このうち(1)~(4)までは学校の予算、各種補助金等を使用してなんとか対応可能です。しかし、根本的には(5)の土壌改良を行い、硬い校庭の土により死にかけている根を元気にしなくてはいけません。

そのための土壌改良法として「加圧式土壌改良資材注入法」というのがあります。
  加圧式土壌改良資材注入法.pdf [ 1503 KB pdfファイル]
この土壌改良を実施することで、陸鷲が長く生きることができる可能性が高くなるのですが、この方法は本格的な土壌改良となり、長期の期間と約150万円の予算が必要になります。しかし、ここまでの額となると、学校予算で対応可能な範囲を超えてしまいます。

そこで、陸鷲保全のための土壌改良のための資金を募るために「ふるさと納税学校応援制度」を活用させていただきたいと思います。
集まった寄付金は全額、陸鷲の保全のために使用いたします。白子小学校卒業生の皆様、学校関係者の皆様、保護者・地域の皆様、またこの取り組みにご賛同いただける全国の皆様。皆様の温かいご支援を心からお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。

白子小ふるさと納税学校応援制度チラシ.pdf [ 508 KB pdfファイル]